目黒の不動産を持つか持たぬか

夫の定年が近くなり、最近はよく「不動産投資」の電話を頂くことが多くなった。
そんなに退職金は多くないのにな、と申し訳なく思ってりするのだが、皆さんとても熱心に投資を進める。
夫の同年代の友人を見ていると、やはりしっかり者の奥さんをお持ちの方は、気がつくともう何年も前に土地を買い、アパートを建てその数件分の家賃を返済に充てるというすご技でちゃんと老後に備えていらっしゃる。
私ももっと早く始めていればよかったのかな、と思ったりもするが、こればっかりは性分と言うか、冒険が出来ない性格の夫婦だからある程度の頭金がないと踏みきれるものも踏み切れない。
土地という目黒の不動産財産は、それでもやはり頼りになる。
現金はなくなれば終わりだが、目黒の土地は最低そこに住み続けることができるという安心感を与えてくれる。
将来子供たちに何を残せるものでもないが、せめて住むところだけでも、と、セールスの電話もむげに切ったりしないで耳を傾ける今日この頃の私である。